ニッポンのみなさん
こんばんは。
公務員大家ダイモンジです。
このブログでは、
50才のワタクシが、
勤め人最後の10年間を乗り越え、
明るい老後を迎えるために、
毎夜、熱く語らせて頂いています。
前回のテーマは、
「砕石投入から見た、働き方改革、待ったなし!!」
でした。
今回のテーマは
「不登校について考える」
です。
よろしくお願いします。
最近、ネット界隈でも不登校の話題が
よく出てきますよね。
今日、たまたま観ていたYouTubeで
不登校の話題が出ていました。
不登校がなぜ、問題なのか?
親にとっては、共稼ぎの場合、
ご主人か奥様が、仕事に出られなくなる
リスクがあると思います。
また、お子様が勉強できなくなったり、
友達とのコミュニケーションができなくなったり
する恐れもあるでしょう。
高校受験や大学受験にも差し障ると思います。
従って、お子様が将来、自立できなくなる心配を
親は背負うことになるでしょう。
また、社会の目も気になるかもしれません。
「○○さんのお子様、学校行けてないらしいよ。」
なんて話が気になるかもしれません。
次に、子どもにとってはどうでしょうか?
とりあえず、1日中、やることが無くなると思います。
大概のお子様は、
ゲームやインターネットをして過ごすと聞きます。
それで本人が満足しているのならば、
それでも構わないかもしれません。
一方で、人生の選択肢は狭まることが予想されます。
学校で体験できるはずの様々な活動は家では体験できません。
同年代のお子様と差がつくことは否めません。
体力的にも、外で運動する機会が減ることが予想されるので、
衰えてしまうかもしれません。
同時に、精神力も培われることできないでしょう。
次に、学校的にはどうでしょうか?
クラス内で、クラス全員がそろわないことは、
担任にとってつらいことです。
クラスを預かった以上は、
クラス全員で成長したい、
と思うのが担任の考えにあります。
また、学校における不登校の人数というのは、
行政に報告されます。
不登校の人数によって、プレッシャーをかけられる
場合があると聞きますので、
学校としても、不登校を減らすためのアクションは
取らざるを得ない、と聞きます。
更に行政はどうでしょうか?
行政としては、
おおぴらには言いませんが、
良き労働者、
良き納税者を育てたい、
という思いがあると思います。
ですから、不登校が増えると困るわけですね。
このように、不登校になると
様々な立場で困る人が出てくると思います。
では、なぜ、不登校が増えてきたのか?
これは、ワタクシの見解なので、
参考程度に読んでください。
我々の子どもの頃は、
不登校は、一人もいませんでした。
高校時代、不登校気味で留年した先輩が2人いましたが、
彼らも、1級下になりながら、
がんばって登校し、無事、卒業していきました。
そんな時代です。
我々の時代は、
親父がとにかく厳しかったです。
地震、雷、火事、おやじ
という言葉があったくらいです。
ですから、
学校へ行かない、という選択肢は、ありませんでしたね。
たまには行きたくないこともありましたが、
ずる休みしようものなら、
親父に何を言われるか(されるか)わからない、
という恐れがありました。
良いのか悪いのか、恐怖によって支配されていたわけです。
近所のおじさん、おばさんもそうでした。
近隣は、みんな顔見知りのおじさん、
おばさんばかりなので、
悪いことをしていたら、
よく𠮟られていたものでした。
地域社会で子どもを見守るシステムができていたのだと思います。
小学校5年生の時、
「ファミリーコンピューター」
が発売され、友達の家でやらせてもらっていました。
しかし、決して、個人に一台という時代ではなく、
ゲームが無い家庭もたくさんありました。
引きこもろうにも、引きこもる部屋がありませんでした。
その後、30年かけて社会構造は徐々に変化していきました。
男女平等になり、
父親の権威は失われ、社会は母性化しました。
家庭は厳しさから、
やさしさ(お子様にとってはぬるま湯かな?)
に変化しました。
核家族化が進み、ご近所関係も
無くなりつつあります。
子どもは大人に叱られる機会が減りました。
ゲームやインターネットが普及し、
一人で過ごすことが容易になってきました。
ヒトとコミュニケーションをとる必要が無くなってきました。
このような変化から、
「子どもが集団の中で、我慢できなくなってきた」
というのが、ワタクシの見解です。
我慢しなくても、その子の考えに寄りそう
というのが、今の教育の流れのようになってきています。
こででは不登校も増えるわけです。
こう考えると、不登校が増えるのは、
社会構造の変化上、やむなし
ととらえ、
公教育に頼るのではなく、
フリースクールも含め、
お子様に選択させるのが正しいのかなぁ~、
と思ったりします。
それでは みなさん
ダンケシェーン