ニッポンのみなさん
こんばんは。
公務員大家ダイモンジです。
このブログでは、
50才のワタクシが、
勤め人最後の10年間を乗り越え、
明るい老後を迎えるために、
毎夜、熱く語らせて頂いています。
前回のテーマは、
「今も昔も変わらない 結婚後の悩みとは?」
でした。
今回のテーマは
「気合と情熱、どっちが大事?」
です。
よろしくお願いします。
先日、祖母が亡くなりました。
悲しい話です。
でも、嬉しいこともあります。
普段、顔を合わせない、
親戚一同が集まりますからね。
このことに、最近、ものすごく
価値を感じるのです。
元々、親族でありながら、
付き合いの薄い人たちがほとんどです。
それぞれの世代で、
同じ様なルーツをもちながら、
それぞれの立場で頑張っていらっしゃる。
そんな感じが、最近は、
(素敵だな~。)
と思えて仕方がありません。
昨日、お通夜の席で食事をしていた時の話です。
ある親戚のおじさんが、
「人生で一番大切なんは、何だと思う?」
と我々に問うのです。
皆さん、
それぞれの年代と立場で、
「お金」
「愛」
など、自分の持論を唱えるのですが、
そのおじさんは、
「人生、『気合』だよ!」
と答えるワケです。
ワタクシの妻も、
「そうですよね、人生『気合』ですよね!」
と同意したのですが、
おじさんの義理の弟のサッチン(仮名)だけは、
異論を唱えるわけです。
「兄さん、人生で一番大事なのは『情熱』ですよ。」
と。
「え、そうなの?」
「なんで?」
「じゃあ、『気合』と『情熱』どっちが大事なん?」
という話で会場もちきりとなりました。
おじさん曰く、
「毎日、俺は『気合』で生きとるよ。
今、飲んどるけど、明日は『気合』仕事行くけんね。」
とのこと。
それに対して、サッチン(仮名)は、
すかさず、こう答えました。
「兄さん、今の仕事が好きじゃないケー
『気合』がいるんよ。
好きなら『情熱』で乗り越えられるけんねー。」
ワタクシは、
(なるほど、深い。)
と思わず、大造じいさん並みに、
感嘆の声を漏らしました。
今まで、
(気合だ、気合いだ、)
と、ラグビーでも仕事でも
やってきましたが、
「気合」が必要と言うことは、
そこまで好きじゃないんだー、
の裏返しなのかもしれません。
「気合」がいる側面には、
「本当は、やりたくない」
気持ちが少なからず隠されているのです。
ホントに好きなら「気合」はいらないのかもしれません。
ちなみ、サッチン(仮名)は、
バイクのレイサーです。
今も、練習生時代の「情熱」をもって、
仕事に取り組んでいるのでしょうね。
それでは みなさん
ダンケシェーン